「今治タオル」。
地域再生の代名詞といっても過言ではない、日本を代表する地域ブランドのひとつです。
奈良時代からすでに織物が盛んだったという今治地域でタオル作りが始まったのは1894年。1960年代には生産量日本一となったものの、安価な海外製におされ2000年代には最盛期の5分の1にまで生産量が落ち込んでしまったそう。
そして2016年、佐藤可士和氏をクリエイティブ・ディレクターに迎え、国産の高品質タオルとして「今治ブランド」の認知を広める様々な取り組みが実を結びブランドの知名度は飛躍的に向上。生産量も大きく回復しました。
株式会社藤高は1919年創業の今治タオルメーカーの老舗。タオルの品質向上を追求し続ける「技術の藤高」として知られており、今治ブランドの中心企業のひとつとして現在は藤高ブランドの育成にも力を注いでいます。
Hiyo Hiyo
nakagawa
生地に消臭機能を持たせることは可能です。
・糸自体に消臭効果があるものを使用する
(綿100%ではなくなる可能性があります。)
・生地製織後、後加工で消臭効果を持たせる
(綿100%OKです)
の2パターンございます。
また、どの菌に対して消臭効果を期待するかによっても変わってきます。コンセプトによってご相談させていただければと思います。
ご検討宜しくお願い致します。
Hiyo Hiyo
nakagawa
服としてでしたら、通常のパイル織かガーゼ織が良いかと思います。表情については本ページ中央ほどにある
■タオルの表情様々 パイルとガーゼ部分をご参考ください。
また、素材はやはり綿が良いかと思います。
服として着用する際は、生地自体の重さや厚みなども関わってきますので、いただいたコンセプトや柄に応じて、生地規格を調整させていただければと思います。
gtd57127
nakagawa
また、ご返信遅くなり申し訳ございません。
五彩織のタオルも1色のタオルと同じようにお使いいただくことは問題なく可能でございます。ただ、五彩織の特性上、1色のタオルより少し厚み出てしまいます。こちらの点、ご考慮いただければと思います。
seukydar
乾いている時と同じようにデザインはみえますか?
藤高 亮
通常の柄タオルと同じように濡れてもほとんど変化がございません。水分を吸収すれば、少し濃く見えますがほとんど変化しないと思っていただいて大丈夫です。
fushiya
utsunomiya
五彩織は表で見せたくない色糸を裏側に回す事で、様々な色を表現しています。例えば、白を表現する時は残りの黒・赤・青・黄が裏側に回ります。緑を表現する時は表側に青・黄、裏側に白・黒・赤といった具合です。このように色の3原色である赤・青・黄と明暗を表現する白・黒これらを組み合わせることにより様々な色を表現しています。参考にしてみてください。
fushiya
どうもありがとうございます。なるほど、それで表裏で色が反転しているような印象になるのですね、よくわかりました。また、そのような事情だとすると「五彩織」の技術では表裏で違う絵柄をつくることは物理的に不可能だと思いますが、その他の新技術または手法で、両面に別の絵柄をつくり出すようなチャレンジはございましたでしょうか?
utsunomiya
五彩織の技術では表裏柄違いは理論上難しいです。両面に別の柄を表現したタオルは、他社製品分も含めると過去にもいろいろありました。2重織や3重織、プリントとの組み合わせなど様々な手法で実現されています。
fushiya
すごく勉強になります。業界素人なので技術を検索するにしてもキーワードすら見当がつかないというような状況なのですが、いただいた「重織」をもとに少し調べただけでも、色々と面白い技術を勉強できました。本当にどうもありがとうございます。