Q1: 形の大小によっての値段の変化について(大皿の場合と箸置きの場合など)
A: 価格は生産性によって変わってきます。プレス機の1回のプレス時間が比較的長いので、1回につき幾つ出来るかが価格を大きく左右してきます。

今回の想定は、金型サイズ350mm×350mm。1プレス4個取りにしています。故に製品のサイズは120mm×120mm高さ80mm程度になります。

直径300mmの皿も制作は可能ですが、1プレス1枚しか制作出来ません。4個取り製品の4倍の価格になると思ってください。

金型を大きくすれば良いのでは?と思われるかもしれませんが、成形品が大きくなるほどプレス機の圧力が必要になってきます。将来は大きなプレス機での製造が可能かもしれませんが、現状では200tプレス機での製造になります。よって、金型サイズが350mm×350mmが基準です。
Q2: 細かい造形について
A: 金型での成形になるので、金型での成形可能な形状であれば出来ます。但し、鋭角な部分を入れると、その部分が欠ける恐れがあります。また漆を塗った場合、漆が角に留まってくれないので、その部分の漆膜が薄くなります。R0.9程度は確保して頂ければ有難いです。細かい所は、ハンドメイド仕上げになる可能性大です。

ちなみに、猫の場合は、板材を猫の大まかな形状にカットし、その後研磨して仕上げています。ヤスリで形状を整えていますのでハンドメイドです。

プレス機による最小加工サイズですが、今まで検証した事がありません。今まで出てきた展示品内の小さい物については、後加工にて小さくしてきました。技術的には10mm角の製品は、やり方によってプレス可能だと考えています。但し金型設計や材料のチャージ方法などの研究が必要になると思います。
Q3: 堆朱の表現は可能でしょうか?
A: 可能です。ただ、金型の形状が複雑になるため、初期投資が高額になります。
Q4: 布や革への漆加工はできますでしょうか?
A: 行っておりません。今回は金型で成型した硬質の素地に漆塗りを施す技術を対象としたデザイン募集です。