現在TRINUSは、ホップに着目した商品の開発に取り組んでいます。「ホップ」と聞いて、多くの方はビールのCMを思い浮かべますよね。また、そもそもホップが何なのか、どんな形をしていて、どんな味がして、なぜビールに使われているのか・・・よく知らない方も多いと思います。
実はホップは、様々な健康効果が認められており、ビール以外にも活用が期待されている食材なんです！ここでは知られざるホップの魅力を改めて紹介していきます。
熟成ホップ配合のビネガードリンク『HOPLUS（ホプラス）』
食品
キリンの10年にわたる研究から生まれた健康素材「熟成ホップ」。日本人にとって馴染み深いお酢と組み合わせることで、現代人の「日々の健康」と「思考する時間」をサポートするビネガードリンク『HOPLUS（ホプラス）』が生まれました。
2020.07.27
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「ホップ水抽出物」について大調査！
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"ホップ＝苦味と香りが特徴の植物" ビールの味わいを生み出す要！
ホップは、アサ科の多年生植物の一種。5月に芽を出し、朝顔のようにつるを上方に伸ばしながら5m以上にまで成長します。収穫期は8〜9月。雌株と雄株が別々の植物で、ビールに使われるのは未受精の雌花です。手まりのような形をしているので毬花（まりばな）と呼ばれます。
ビール特有の苦味や香りは、この毬花に由来しています。成熟した花の中を見てみると、「ルプリン」と呼ばれる黄色い粉末を見ることができます。実はこの「ルプリン」が、ビール独特の苦味やさわやかな香りのもとになる成分なのです。
それ以外にも、ホップの花には泡持ちを良くする成分や、味わいに深みを与える成分など、ビールに欠かせないものが多く含まれています。それゆえに、ルプリンやホップを「ビールの魂」と呼ぶこともあるとか！収穫されたホップは乾燥、粉砕され、ビールの製造過程で加えられます。
ホップ水抽出物には様々な効果が！
ビールの味わいの中心的な役割を担うホップですが、近年それ以外の効能にも注目が集まっています。サッポロホールディングスが独自に研究開発した「ホップ水抽出物」（ホップを水で抽出した液体）を調べたところ、4つの健康効果があることがわかりました。
①抗アレルギー機能：花粉症などのアレルギー反応は、アレルゲン（例：花粉）に反応した細胞が、体内に「ヒスタミン」などの物質を出すことで起こります。「ホップ水抽出物」には、この「ヒスタミン」放出を抑制する機能があり、アレルギー反応を抑える効果があるとされています。
②抗インフルエンザウイルス機能：インフルエンザは、ウイルスが細胞に取り付き、細胞内に進入することで感染します。「ホップ水抽出物」には、インフルエンザウイルスの細胞吸着を阻止し、ウイルス感染を阻止する作用が見込まれています。
③口内清涼機能：「ホップ水抽出物」には口内の油分を洗い流す働きが認められています。
④脂肪細胞分化抑制機能：脂肪の増加は、体内の脂肪細胞が分化し、肥大化、増殖することで起こります。「ホップ水抽出物」には脂肪細胞の分化を抑える効果があるとされています。つまりダイエットにも効果が期待できます！
「ビールの魂」という言葉からは、何となく不健康そうなイメージを抱いてしまいますが（笑）、実はホップには健康を増進する機能が多くあるんですね！お酒やビールが好きでない人でも、ホップとの接点は今後どんどん増えていくかもしれません。
参考：日本ビール文化研究会「日本ビール検定 公式テキスト」
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